2024年
#108
2024年12月30日
対談
大牟田 聡 さん(毎日放送監査役)
1963年広島市生まれ。広島大学総合科学部卒業後、報道局でニュース番組編集長やドキュメンタリー番組等のディレクター、プロデューサーを務める。現在、毎日放送監査役。
四國 光 さん(四國五郎長男)
1956年、広島市生まれ。
反戦画家・四國五郎の長男。
2016年に定年退職後、四國五郎の残した膨大な作品や資料を管理しながら、展覧会や出版物への協力や講演などを行なっている。
#107
2024年12月15日
ゲスト:永田 浩三 さん(武蔵大学教授)
1954年大阪生まれ。東北大学卒業。1977年NHK入局。ディレクターとして『ぐるっと海道3万キロ』、NHKスペシャルの『社会主義の20世紀』などを担当。プロデューサーとして、『クローズアップ現代』などを制作。2002年、国谷裕子キャスターらと『クローズアップ現代』で菊池寛賞を共同受賞。2009年から武蔵大学社会学部教授。
文学コーナー:
『原爆と俳句』より / 永田浩三(編集)
#106
2024年11月30日
四國五郎小品展
於:みはらアーカイブスギャラリー
《案内》
・池田 正彦 さん(広島文学資料保全の会)
文学コーナー:『戦争詩』より
『威興』
『リンゴ』/ 四國五郎
#105
2024年11月15日
ゲスト:佐田尾 信作 さん
(宮本常一記念館運営協議会委員)
島根県出雲市生まれ。
大阪市立大学卒業後、中国新聞に入社。2012年から10年間、論説委員を務める。
現在、宮本常一記念館運営協議会委員。
文学コーナー:土佐源氏(冒頭) / 宮本常一
#104
2024年10月30日
ゲスト:鈴木 解子 さん
(「賢二版画絵巻プロジェクト」代表)
1946年生まれ。
栃木町(現在の栃木市)出身のプロレタリア版画家・鈴木賢二(1906~1987)の四女。
大学では演劇学を専攻し、卒業後も地元でアマチュア演劇を主宰。
2024年、鈴木賢二が1958年の第四回原水爆禁止世界大会を機に制作した版画絵巻『平和を世界に』を修復、レプリカ制作するため、「賢二版画絵巻プロジェクト」を立ち上げた。
文学コーナー:
「平和を世界に」をお贈りするに際して
/ 鈴木賢二
#103
2024年10月15日
ゲスト:有光 健 さん
(「シベリア抑留者支援・記録センター」
代表世話人)
1951年、愛媛県松山出身。東京都在住。
若い頃から、アジア人権基金やピナトゥボ山(フィリピン)噴火の救援活動、慰安婦問題など、様々な問題に携わる。
2011年より、「シベリア抑留者支援・記録センター」代表世話人。
#102
2024年9月30日
ゲスト:甲斐 晶子 さん
(被爆体験伝承者)
1955年広島市生まれ。
1978年より、小学校教員として働く。
2013年退職。被爆体験伝承者となり、活動中。
文学コーナー:
キリスト教的精神の峠さん
―元青年文化連盟の頃のこと / 小島清子
#101
2024年9月15日
「四國五郎を語る」 トークライブ
《司会》
・杉浦 圭子 さん(元NHK広島アナウンサー)
《「四国五郎追悼の会」》
・土屋 時子 さん
・池田 正彦 さん
#100
2024年8月30日
トーク「広島を斬る!」
宮崎 園子 さん
(フリージャーナリスト)
1977年広島県生まれ。
小中学校の大半を香港、高校の大半をアメリカで過ごす。慶應義塾大法学部卒業後、2年間の金融機関勤務を経て、2002年朝日新聞入社。神戸総局、広島総局、大阪本社社会部、大阪本社生活文化部を経て、2017年に2度目の広島総局勤務。
2021年7月末をもって朝日新聞を退職。以降、広島を中心にフリーランスで取材をしている。
田中 利幸 さん
(歴史評論家)
福井県生まれ。西オーストラリア大学にて博士号取得。
オーストラリアの大学で20年近く教えた後、2000〜02年の2年間は敬和学園大学(新潟県)で日本近現代史を教える。2002年4月から2015年3月末まで広島市立大学広島平和研究所で研究員を務める。2008年にはロンドン大学バークベック・カレッジの招待教授として大学院で集中講義担当。同年11〜12月はメルボルン大学法学部アジア太平洋軍事法研究センターで、ニニアン・スティーブン卿名誉招待学者として講演やセミナーを開催。2015年4月からはオーストラリアのメルボルンを拠点に、歴史評論家として執筆、講演、平和運動にたずさわる。
#99
2024年8月15日
第45回サントリー地域文化賞受賞記念
国際シンポジウム
原爆文学の今を考える(抜粋)
《基調報告》
・土屋 時子 さん
《パネリスト》
・江刺 昭子 さん
・堀川 惠子 さん
・梯 久美子 さん
・アン・シェリフ さん
#98
2024年7月30日
ゲスト:田中 文夫 さん
(「半農半X研究所」主任研究員)
1952年香川県坂出市生まれ。
1974年電通関西支社入社。
2010年電通を早期退職。田中文脈研究所コンテキスター、フミメイとなる。
2013年「半農半X研究所」主任研究員として動き始める。
文学コーナー:
ヒロシマの願いの顕現された世紀に
(まこも会40周年記念誌・別冊より) /
四國五郎
#97
2024年7月15日
ゲスト:西岡 由紀夫 さん
(「日鉄呉跡地問題を考える会」共同代表)
1955年生まれ。立教大学卒業。
元高校教員。
退職後、「ピースリンク広島・呉・岩国」メンバーとして活動。現在、「ピースリンク広島・呉・岩国」世話人、「日鉄呉跡地問題を考える会」共同代表。
文学コーナー:
これから / 仲間友祐(沖縄県立宮古高校3年)
#96
2024年6月30日
ゲスト:湯浅 正恵 さん
(広島市立大学教授)
広島生まれ。
大学では心理学を学び、卒業後は放送局で4年間働く。仕事をとおして国際関係を理解するため、留学のために退職。英国シェフィールド大学国際学研究科で学ぶ。
現在、広島市立大学教授。
文学コーナー:
ガザからの手紙 / (湯浅正恵提供)
#95
2024年6月15日
ゲスト:菊間 みどり さん
(教科書問題を考える市民ネットワークひろしま
共同代表)
1962年東京生まれ。1985年立教大学社会学部卒業後、医学専門の出版社で編集の仕事に従事するも、数年で退職。日本モンキーセンター宮島支所(当時)でのニホンザルを中心とした野生動物の研究、調査、博物館活動に従事すべく、広島へ移住。同じく東京生まれの人と結婚し二人目の子どもの出産を機に退職。その後10年くらいは「専業主婦」としてプー太郎生活に入る。子どもが中学生になると同時に社会福祉関係の仕事を始める。働きながら社会福祉士の資格取得。仕事は充実していたが老親の広島~東京の遠距離介護が始まり介護離職する。再び無職になるも、地元の保育園でサポーターとして働き現在に至る。
文学コーナー:
死んだ女の子 / ナジム・ヒクメット
#94
2024年5月30日
ゲスト:川嶋 均 さん
(東京藝術大学非常勤講師)
東京生まれ。東京農工大学農学部で昆虫学を学んだのち、芝居を北林谷栄、野村万作に師事。劇団民藝演技部を経て、東京大学文学部入学。インスブルック大学留学。専攻はドイツ中世演劇。2015年、戦争法に反対する全国の大学の動きに呼応して「自由と平和のための東京藝術大学有志の会」旗揚げに参加。2017年12月から2020年3月まで、「芸術と憲法を考える連続講座」を毎月開催。
現在、東京藝術大学非常勤講師(ドイツ語)として教鞭を執る傍ら、北海道生活図画事件の掘り起こしに、事件被害者やその遺族を訪ね歩く日々を送っている。
文学コーナー:
ちいさな ちいさな いのち / 石川逸子
#93
2024年5月15日
対談
中村 典子 さん
(「兵庫県被爆二世の会」会長)
広島県出身、兵庫県在住。
現在、「兵庫県被爆二世の会」会長。
壷井 宏泰 さん
(「兵庫県被爆二世の会」会員)
兵庫県立舞子高校教員。
「兵庫県被爆二世の会」会員でもある。
文学コーナー:
紙芝居「松井清さんのお話」(抜粋)
/ タイ国立シーナカリンウィロート大学人文学部日本語専攻
#92
2024年4月30日
対談
瀬戸 麻由 さん
(「世界のヒバクシャと出会う
ユースセッション」)
1991年生まれ、呉出身。
大学時代にピースボートに乗船し地球を3周。アイルランド留学中に作詞作曲を始め、沖縄や地元呉市など、地域に入り込んでは歌を作ってきた。
現在は広島を拠点に、音楽活動のかたわら「Social Book Cafeハチドリ舎」で広島と人と世界をつなぐ場作りに挑戦中。
髙垣 慶太 さん
(「世界のヒバクシャと出会う
ユースセッション」)
2002年、広島市出身。
広島・長崎で原爆救護に携わった二人の曽祖父について知り、核兵器の問題が自分事に。高校では新聞部に所属し、平和問題を担当。被爆建物「被服支廠」の保存問題や核問題などを積極的に取材し、同世代の知る・考えるきっかけ作りに熱情を燃やす。
2021年から早稲田大学に進学。「赤十字国際委員会」駐日代表部のボランティアも行っている。
神社仏閣巡りとドラムが趣味。
文学コーナー:Colorful World / 瀬戸麻由
#91
2024年4月15日
ゲスト:松原 友美 さん
(「サンフィレッチェ広島」サポーター)
山口県出身。
就職を機に、広島に移り住む。
「サンフィレッチェ広島」のサポーターであり、以前は「ALL FOR HIROSHIMA」メンバーとしても活動していた。
文学コーナー:『キャプテン翼』より / 高橋陽一
#90
2024年3月30日
ゲスト:住田 正明 さん
(「四國五郎ギャラリー」責任者)
広島県三原市出身。
広島県庁に勤め、定年退職後は「くわなし皆来館」内にある「四國五郎ギャラリー」の責任者を務める。
文学コーナー:『わが青春の記録』より / 四國五郎
#89
2024年3月15日
ゲスト:金 秀光 さん
(アコーディオン奏者、音楽療法士)
アコーディオン演奏として、シャンソンを始め、様々なジャンルの曲を演奏。
25年目に、アコーディオンソロCD「〜とどけ我が想い 響け我が願い〜」をMSBレコードよりリリース。
日本音楽療法学会認定の音楽療法士でもあり、八千代病院(広島)や、その他施設で音楽療法士として勤務。
文学コーナー:アリラン / 金秀光(演奏)
#88
2024年2月29日
ゲスト:豊永 恵三郎 さん
(「ヒロシマを語る会」代表)
1936年3月29日横浜生まれ。
高校の教員として勤務しながら、1983年から被爆体験を語る。
翌年、「ヒロシマを語る会」を結成。会員の高齢化で2001年に解散するも、2023年に再結成し、現在代表を務める。
文学コーナー:歌集『連禱』より / 深川宗俊
#87
2024年2月15日
ゲスト:平賀 伸一 さん
(広島県高等学校教職員組合市民)
1965年生まれ。
33年間、社会科(歴史)の教員として、高校に勤務。
2022年より、広島県高等学校教職員組合に勤務。
現在、「ピースリンク広島・呉・岩国」メンバー。
文学コーナー:生活の柄 / 山之口貘
#86
2024年1月30日
ゲスト:丸尾 里栄 さん
(広島市立中央図書館をこよなく愛する市民)
岡山生まれ。
夫の仕事の関係で転居を繰り返し、現在は広島市在住。
浅野図書館の歴史や、中央公園に建てられた先人たちの図書館への想いに惹かれ、独自に調査した。
文学コーナー:
広島市立中央図書館開館時のパンフレットより
開館にあたって / 山田節男
設計者のことば / 板倉昇
#85
2024年1月15日
ゲスト:松本 滋恵 さん
(「ヒロシマを語る会」)
1942年広島生まれ。
1945年、広島において被爆。
2004年3月放送大学教養学部「生活と福祉」課程卒業。同年日本心理学認定心理士証取得。
2006年3月「発達と教育」課程卒業。
2012年3月「人間の探求」課程卒業。
2014年3月放送大学大学院文化科学研究科文化科学専攻修了。修士論文は「原民喜、峠三吉」。
2019年3月、広島女学院大大学院で博士号を取得。博士論文は「栗原貞子」。
2023年4月、「行動する詩人 栗原貞子」を出版。
文学コーナー:黒い卵 / 栗原貞子