広島陸軍被服支廠とは



被爆時の被服支廠配置図
被爆時の被服支廠配置図
現在の被服支廠(緑部分が被爆当時の被服支廠の範囲)
現在の被服支廠(緑部分が被爆当時の被服支廠の範囲)

 被服支廠とは、軍服・軍靴などを製造したり、修理したり、保管する工場のことです。

 広島陸軍被服支廠は、広島県広島市南区出汐にあり、17万㎡もの敷地を持っていました。ここでは、軍服や軍靴を生産したり、被服類や関連小物・雑貨の調達や配給を行う一方で、中四国・九州におけるそれらを生産する民間工場の管理指導も行っていました。

 戦後、10~13番庫の4棟を残して次々と解体され、現在は当時の1割程度の敷地しか残っていません。

比治山の山頂付近にある陸軍墓地から見た広島陸軍被服支廠(2019年11月11日、河口悠介撮影)
比治山の山頂付近にある陸軍墓地から見た広島陸軍被服支廠(2019年11月11日、河口悠介撮影)

広島陸軍被服支廠所在地

(国土地理院発行地理院地図に追記)
(国土地理院発行地理院地図に追記)

住所

〒734-0001

広島市南区出汐二丁目4-60

 

アクセス

〈市内電車〉広島駅から広島電鉄5号線「皆実町二丁目」下車徒歩10分

〈バス〉広島バス23号線「出汐町」バス停より徒歩5分

 

※敷地内見学の際には事前に広島県財産管理課に申請する必要があります。

 建物内は立入禁止です。