2023年
#84
2023年12月30日
ゲスト:佐藤 優 さん
(「ヒロシマ・ヤング・ピース・ビルダーズ」
代表)
2001年宮城県仙台市生まれ。
熊本県内の高校を卒業後、広島市立大学国際学部に入学。被爆者の切明千枝子さんの話を聞いたことがきっかけで、「8月のウサギ〜被服支廠物語〜」を制作。大学の友人たち4人に呼びかけ、「ヒロシマ・ヤング・ピース・ビルダーズ」を結成し、「物語」を伝えることで平和を発信している。
#83
2023年12月15日
ゲスト:皆川 みどり さん
(広島市下水道サポーター協議会)
広島市在住。
2017年、創作劇『河』で、峠三吉の隣人役を演じる。
現在、広島市下水道サポーター協議会。
文学コーナー:アイヌ神謡集 / 知里幸恵
#82
2023年11月30日
ゲスト:江刺 昭子 さん
(ノンフィクション作家)
1942年生まれ。
1964年早稲田大学教育学部卒業。文化出版局・編集者を経て1971年よりフリーランス編集者。
1972年、被爆作家・大田洋子の評伝『草饐』で田村俊子賞を受賞。
文学コーナー:「屍の街」 / 原民喜
原民喜の死について
ほたる—「H市歴訪」のうち—
/ 大田洋子
#81
2023年11月15日
ゲスト:相原 由美 さん
(歌人)
1939年、中国・奉天(現在の瀋陽)出身。
1964年、夫の転勤を機に広島へ移住。
2015年、歌集『鶴見橋』を出版。
現在、「広島県歌人協会」顧問、「広島文学資料保全の会」幹事。
文学コーナー:歌集『鶴見橋』より / 相原由美
#80
2023年10月30日
ゲスト:横山 由紀子 さん
(染織工芸家)
広島市出身。武蔵野美術大学卒業。
現在、兵庫県芦屋市で「染織工房 夢織りびと」を主宰している。
文学コーナー:雪崩のとき / 石垣りん
#79
2023年10月15日
ゲスト:茂津目 恵 さん
(被爆体験伝承者)
青森県八戸市出身。
2007年、夫の転勤を機に広島に移り住む。
現在、被爆体験伝承者として、在日韓国人被爆者の被爆体験を伝承している。
文学コーナー:あなたに / 石川逸子
#78
2023年9月30日
ゲスト:吉野 誠宏 さん
(「広島市差別のない人権尊重の
まちづくり条例」制定を求めるネットワーク
共同代表)
広島県広島市出身。
現在、「広島市差別のない人権尊重のまちづくり条例」制定を求めるネットワーク共同代表、C.R.A.C. Setouchiメンバーとして、反差別の運動をしている。
文学コーナー:苦海浄土 / 石牟礼道子
#77
2023年9月15日
ゲスト:大澤 優子 さん
(広島市立中央図書館協議会市民委員)
愛媛県松山市出身。
1983年、結婚を機に広島に移り住む。
夫の転勤の関係でアメリカに住んだ経験から、平和に関心を持つようになる。
現在は、広島市立中央図書館協議会の市民委員の一人として、広島市立中央図書館移転問題について追求するなど奮闘中。
文学コーナー:原民樹―死と愛と孤独の肖像
/ 梯久美子
#76
2023年8月30日
ゲスト:池田 寿生 さん
(「ヒロシマを伝える朗読の会」)
呉市出身。
20歳の頃から演劇の舞台に立つ。
2017、2018年の創作劇「河」の公演では、峠三吉役を熱演し、大きな感動を呼んだ。
文学コーナー:八月六日 / 峠三吉
#75
2023年7月30日
ゲスト:立花 志瑞雄 さん
(「ワールド・フレンドシップ・センター」
理事長)
1955年、呉市仁方出身。
勤めていた会社の仕事を休み、教会関係の国際交流プログラムに参加するため1年間アメリカで過ごした際、10フィート運動に関わる。帰国後、会社を辞め、平和に関連する仕事をする。また、保育士の資格も取り、保育士とキリスト教書店での仕事と二足の草鞋を履いた。
2022年より、第4代「NPO法人ワールドフレンドシップセンター」理事長。
文学コーナー:父からの手紙 / 立花志瑞雄の父
#74
2023年7月15日
ゲスト:宇都 純子 さん
(「ヒロシマを語る会」)
神奈川県大磯町出身。3歳の時に茅ヶ崎市に移る。
幼い頃から、海軍に入隊していた父の戦争体験談を聞いていた。
日本石油化学に就職後、離職期間に訪れたインドで戦争や原爆について話すと、現地の人に日本が被爆国だと伝えても信じてもらえず、ここでも事実を伝えていくことの大切さを知る。
乳がんを患い、抗がん治療による副作用を経験し、被爆者も同じように大変な思いをしたということに改めて気づき、現在も朗読などの活動を通して平和を訴えている。
文学コーナー:心に喰い込め
かたまり
/ 四國五郎
#73
2023年6月30日
ゲスト:アン・シェリフ さん
(オーバリン大学教授)
オーバリン大学(アメリカ・オハイオ州)教授。
反戦詩画人・四國五郎の功績に着目し、研究を続ける。
2020年、オーバリン大学の公式サイトの中に、学生ボランティアと共に四國五郎の活動と作品を紹介するウェブサイトを制作。
文学コーナー:反戦平和の詩画人四國五郎
(抜粋)
/ 四國光
#72
2023年6月15日
ゲスト:原 時彦 さん
(原民喜の甥・「広島花幻忌の会」顧問)
1934年生まれ。
原民喜の甥。
原民喜の死後、著作権継承者として、原民喜の文学を継承し続けている。
現在、「広島花幻忌の会」顧問。
文学コーナー:原爆被災時の手帖(抜粋)
/ 原民喜
#71
2023年5月30日
ゲスト:佐久間 邦彦 さん
(広島県原爆被害者団体協議会理事長)
1944年生まれ。
生後9ヶ月で被爆。
広島にいることに息苦しさを感じ、大学を中退。1963年に上京。専門学校を経てホテルマンとなるも、被爆者ならではの苦悩から広島に戻り、就職。
退職後、2006年から広島県原爆被害者団体協議会(被団協)の被爆者相談所で相談員として活動。2015年より被団協理事長。
文学コーナー:水ヲクダサイ / 原民喜
#70
2023年5月15日
ゲスト:片岡 一郎 さん
(活動写真弁士)
1977年生まれ。
杉並区出身。
日本大学藝術学部を卒業後、2002年に活動写真弁士の第一人者である澤登翠に入門。
これまでに弁士として披露した無声映画は350本以上に上り、海外でも多数公演。役者としても映画『春の雪』や『カツベン!』、NHK大河ドラマ『いだてん』など、数多くの作品に出演。
文学コーナー:無声映画と活動弁士のスケッチ
/ 四國五郎
#69
2023年4月30日
ゲスト:梁川 忠孝 さん
(純音楽茶房「ムシカ」元店主)
1943年生まれ。
国泰寺高校、明治学院卒業。
1966年より、父・義雄が開店した純音楽茶房「ムシカ」の2代目店主。
2020年3月31日、多くの人に惜しまれつつ閉店した。
文学コーナー:ムシカの歌 / 香島正
#68
2023年4月15日
ゲスト:三村 一郎 さん
(藝州三國屋海苔6代目社長)
1972年生まれ。
幼年期から、映画NHKドラマにエキストラ出演し、1987〜88年の群像劇『河』にも出演。
2017年の『河』再演の際にも出演した。
現在は、藝州三國屋海苔6代目社長を務める傍ら、早稲田大学でも教鞭を取るなど、幅広く活動している。
文学コーナー:原爆詩集 序 / 峠三吉
コレガ人間ナノデス, 永遠のみどり
/ 原民喜
屍の街(抜粋) / 大田洋子
ヒロシマというとき / 栗原貞子
#67
2023年3月30日
ゲスト:山岸 玲音 さん
(オペラ歌手・俳優)
1976年東京生まれ。
声楽家の家庭に生まれ、音楽を身近に感じながら育つ。
20代前半でバンドを結成する。ライブ活動を4年余り年続けた後、オペラの世界に転身。
声楽を父・山岸靖に師事。
2017年、峠三吉生誕100年記念として上演された群像劇『河』に出演した他、東映映画『孤狼の血』にも出演するなど、幅広く活動している。
文学コーナー:風のように炎のように
/ 池田正彦(作詞)、たかだりゅうじ(作曲)
#66
2023年3月15日
ゲスト:藤川 晴美 さん
(被爆体験伝承者)
元小学校教諭。
教員生活最後の年に大規模な土砂災害を経験したことがきっかけで、退職後、「平和」を伝えるために活動を開始。
現在、被爆体験伝承者、被爆体験記朗読ボランティア、碑めぐりガイドなど、さまざまな活動を行なっている。
市民団体「広島の文化の未来を考える教職員の会」代表。
文学コーナー:生 / 峠三吉
#65
2023年2月28日
ゲスト:神田 香織 さん
(講談師)
福島県いわき市生まれ。
福島県立磐木女子高卒業後、東京演劇アンサンブル、渡辺プロダクションドラマ部を経て、1980年、神田山陽門下生となる。1984年、二ツ目昇進。
1986年、国立演芸場にて「はだしのゲン」発表。
1989年、真打に昇進してからも、独自の講談を次々発表、講談の新境地を切り開いている。
文学コーナー:講談「はだしのゲン」(抜粋)
/ 神田香織
#64
2023年2月15日
ゲスト:佐藤 優 さん
(「ヒロシマ・ヤング・ピース・ビルダーズ」
代表)
2001年宮城県仙台市生まれ。
熊本県内の高校を卒業後、広島市立大学国際学部に入学。被爆者の切明千枝子さんの話を聞いたことがきっかけで、「8月のウサギ〜被服支廠物語〜」を制作。大学の友人たち4人に呼びかけ、「ヒロシマ・ヤング・ピース・ビルダーズ」を結成し、「物語」を伝えることで平和を発信している。
文学コーナー:8月のウサギ〜被服支廠物語
/ 佐藤優
#63
2023年1月30日
ゲスト:ウルシュラ・スティチェック・ボイェデ さん
(日本文学研究者)
ポーランド・ワルシャワ市出身。
1987年、ワルシャワ大学新言語学部東洋学研究所東洋学科修士課程修了。
1991年、広島大学総合科学部比較文化研究の文部省研究生として来日し、1995年、広島大学大学院社会科学研究科博士前期課程(国際社会論専攻)修了。2005年には、広島大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了(学術博士)。
「広島花幻忌の会」創立者の1人として原民喜文学の研究をする傍ら、現在に至るまで、広島大学・県立大学・広島修道大学の講師として教壇に立つ。
文学コーナー:心願の国 / 原民喜
#62
2023年1月15日
ゲスト:趙 博 さん
(シンガーソングライター)
1956年大阪府大阪市西成区生まれ。
1975年に神戸市外国語大学ロシア学科に入学。関西大学大学院に進み、1983年に文学修士号を取得。1986年〜1992年まで関西大学と河合塾の講師を務めたのち、1993年からは河合塾に絞り、2004年以降は退職し、シンガーソングライターとして芸能活動に専念する。
マルセ太郎を師として学んだことから、永六輔と親交が深く、2006年TBSラジオの『土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界』にはよく出演しており、「2006年度芸能大賞」に選ばれた。
文学コーナー:橋(広島バージョン) / 趙博